KOMEKO88「ふく福お米ピッツァ」を取材しました!【PRアンバサダー:日々下関・日下まりあ】
ふく福お米ピッツァ
【内容量】1枚【賞味期限】冷凍2週間
■KOMEKO88
【住所】山口県下関市赤間町4−1 105
【電話】090-1354-4844
【HP】https://www.komeko88.com/
【営業時間】14:00~17:00
【定休日】不定休
【購入場所】KOMEKO88 本店のみ
和食だけじゃない!“ふぐ食文化×グルテンフリー” みんなで福をシェアするピザ
こんにちは、日々下関です。
この度、下関市のおいしくて愉しい商品を広める「おいしも!たのしも!市民PRアンバサダー」として、ちょこちょこ素敵な商品を紹介していきます~!
今回紹介するのは、「ふく福お米ピッツァ」。
下関の唐戸(赤間町)にある、お米を使ったグルテンフリーの小さなパン屋さん「KOMEKO88」のご夫婦が手掛ける下関のニューフェイスなメニューです。
みなさんは、米粉パンって日常的に食べる機会はありますか?
ちょっとおしゃれなパン屋さんが取り扱っていたり、もちもち食感で食べたことはあるけど、頻繁には食べないかもな、という方も多いはず。
KOMEKO88 原田さんご夫妻は、2021年に奥様・陽子さんの地元・下関へ関西からUターン移住。2023年7月末に、お店をオープンされました。
そのきっかけは、ご主人・修平さんのアレルギー。下関へ移る以前、酷い花粉症に悩まされていた修平さんは、小麦抜き生活、いわゆる「グルテンフリー」を取り入れてみたところ症状が劇的に改善。以来、小麦を使わない食生活を実践してきたそうです。
しかし、パスタ麺などでは少しずつ小麦不使用商品が流通する中、どうしても食べたいけれど手に入らなかったのが「ピザ」。お子さんも大好きで、みんなで食べたいピザをどうにか米粉でできないものか、と思ったのがスタートでした。
当初は食の知識ゼロから今やパン屋さんまで始めてしまうという情熱に驚くとともに脱帽です。
ところが、今回ご紹介する「お米ピッツァ」はなんと「米粉」ですらないというこだわりが!!
ほがらかな笑顔で出迎えてくださる陽子さんとふく福お米ピッツァ
穀物としての「お米」には酒、飼料、加工用など様々な用途、品種がありますが、その中でも「主食用米」は、炊いて食べることを前提に栽培されるだけあって、食べたときの味としては一番美味しいのだそう。
その美味しさをなんとか活かせないかと試行錯誤を重ね、主食用米の生米を浸水させることで生地づくりにトライし、小麦も米粉も使わないピザ生地が生み出されました。
生米からつくる生地はパンとしては膨らみにくいという欠点があるものの、だからこそ薄くてパリッとしたピザに最適!
米粉ではなく生米を使うことのメリットは、地元のお米が使えること。
お米は九州産などが多い米粉専用品種ではなく、栽培時には種まきからお手伝いをしている地元のお米(内日の『ヒノヒカリ』)を使用しています。お店のオープン時には、下関市の創業支援の一環でクラウドファウンディングも実施し、「地元の食材とグルテンフリーで安心して食べられるパンを世の中へ。」と発信し大変反響を呼びました。
はじめは「なんで小麦じゃだめなの?」とお米へのこだわりをあまり理解されないこともあったそうですが、原田さんご夫妻の「つくることが好き」「ないなら、自分たちでつくるしかない!」という使命感が今や多くの層に共感を集めています。
店にはベーグルなど米粉を使ったパンが並ぶ
さてさて、「地元産米の生米からつくる生地へのこだわり」がわかったところで、肝心のピザの具材、「ふく福」=「河豚」について。
「下関といえば」なものをいつか使ってみたいという開発の好奇心や、高級感ある食材を「おいしも!たのしも!プロジェクト」を通じてもっと身近に という想いから、この「ふく福お米ピッツァ」には、唐戸市場の畑水産さんから直送のマフグを使用。
ふぐは手間を掛けて丁寧に水分を抜いてオイル漬けし、下関のふぐ食文化とは切っても切り離せない「安岡ネギ」と合わせてトマトとオリーブオイル香る生地の上に、ふんだんにトッピングされています。下関産のにんにくや、天然の塩、地元メーカー(カギソースさん)のポン酢・あぶぽんなどの選りすぐりの調味料がこれまた食欲をそそります。
ピザなんだけど、ふぐ刺し?を食べているかのような風味も感じられつつネギの香味が良く、彩りもトマトソースの赤に緑が映えてとってもきれい!!という、目にも舌にも最高の一品が完成。
ピザ生地は薄めでクリスピーな食感なので、おやつ感覚でもパクパク食べれてしまいました!
(あの細か~い安岡ネギがこんなにピザ生地と合うとは、、発見でした。)
こちらのピザは、将来的に冷凍ピザとしての海外展開も視野に入れており、実はお米生地だけの購入も可能で市外県外から人気なのだとか。
一般的なふぐの食べ方である「ふぐ刺し」などの和食から一線を画し、安心して食べられるおしゃれでたのしいピザは、予約注文でご購入いただけます。
ホームパーティーなどでも話題になること間違いなし。原田さんご夫妻の「お米」を追求したピザを味わい、皆で福をシェアしてみては?
下関市民PRアンバサダー
日下まりあ
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